街ゆく車のヘッドライトや花火などを撮影するとき、時間の経過とともに明るさが変化した部分だけを合成し、重ね合わせることで、光の軌跡を表現します。
撮影方法
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撮影モードをS(シャッタースピード優先)またはM(マニュアル露出)にする
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シャッタースピードを設定する
- 設定可能なシャッタースピード範囲は、お使いのカメラの機種によって異なります。
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MENU → [アプリケーション] → [ライトトレイル]を選ぶ
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カメラを三脚などに固定し、撮影する方向・構図を決める
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シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる
- 被写体にピントが合いにくいときは、マニュアルフォーカスにしてピントを合わせて撮影してください。
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シャッターボタンを押して撮影を開始する
- 設定したシャッタースピードで連続撮影が始まり、重ね合わせた画像が随時画面に表示されます。
- 本アプリでの撮影中は、メカニカルシャッターは開いたままになります。
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モニターを確認し、光跡の伸び具合や光の重なり具合が好みの状態になったら、撮影を終了する
- 最長撮影時間はMENUから設定できます(30分/1時間/3時間/6時間)。
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[ライトトレイル]を終了するときは、MENU → [アプリ終了]を選ぶ
撮影方法を変更するには
ライトトレイル撮影を開始・終了する方法を変更できます。MENU → [シャッターボタン]で希望のモードを選んでください。
押す間露光 | シャッターボタンを押している間露光します。露光時間が短いときやリモートコマンダー(RM-VPR1*など)をお使いのときに便利です。 *お住まいの国、または地域によっては、販売されていない場合があります。 |
再押しで露光終了 | シャッターボタンを押すと露光を開始し、もう一度押すと終了します。露光時間が長いときなどに便利です。 |
シャッターボタンを押さずに撮影するには(タッチレスシャッター)
あらかじめ[FINDER/MONITOR]を[オート]にしてからライトトレイルを起動し、MENU → [タッチレスシャッター] → [入]にしてください。撮影開始時と終了時、アイセンサーの近くに手をかざすだけで撮影できます。
- [タッチレスシャッター]は、アイセンサーがない機種では使えません。
- HDMI接続時は、[タッチレスシャッター]は使えません。
その他の設定を変えるには
撮影前にMENUや各種のボタンで、カメラ本体のメニューにある一部の撮影設定も行えます([画像サイズ]、[画質]など)。設定できる項目はお使いのカメラの機種によって異なります。
再生方法
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(再生)ボタンを押す
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を押して、再生したいライトトレイル画像を選ぶ
- 一覧表示画面からも選べます。
ご注意
- カメラ内部の温度上昇や電池切れなどにより、撮影途中で画像を保存して終了する場合があります。本機の温度が下がった状態で撮影を開始し、また撮影が数時間にわたる場合はACアダプターから給電しながら撮影することをおすすめします。
- 撮影後はノイズ軽減処理(長秒時ノイズリダクション)が行われます。処理中は撮影できません。
- 本アプリでの撮影時には、[手ブレ補正]は[切]になります。
- 本アプリでの撮影時には、カメラで設定している[パワーセーブ]は働きません。
- 絞りリングのあるレンズを使用する場合は、撮影モードをM(マニュアル露出)にしてください。
- 画像に記録される値は以下のようになります。
- – シャッタースピード:露光時間の合計
- – 露出モード:M(マニュアル露出)
- – 露出補正値:±0.0
- 画面に表示されているシャッタースピードと実際の露光時間には多少のずれが発生する場合があります。
- 本書の画像はすべてイメージです。
- カメラの設定項目によっては、本アプリの起動後に改めて設定する必要があります。本アプリが対応しているカメラの機能、設定についての詳細は、下記をご覧ください。
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