「デジタルフィルター」を使うことで、風景撮影などで用いられるハーフND、リバースND、ハーフカラー、ストライプカラーなどのフィルターを使ったような撮影表現ができます。例えば、夜明けや夕暮れなど、日没前後のわずかな時間に訪れる美しいマジックアワーやブルーモーメントの撮影でご活用いただけます。
構図を2つまたは3つの領域に分けて、領域ごとに露出(露出補正、絞り、シャッタースピード、ISO感度)とホワイトバランスを設定できます。領域の数は、[領域設定]画面またはMENUの[フィルターセット]で設定します。
1:1st領域
2:2nd領域
3つの領域を設定する場合は、1st領域と2nd領域の境界よりも3rd領域の境界が優先され、3rd領域が作られます。
1:1st領域
2:2nd領域
3:3rd領域
例えば、夕暮れ時の風景を、地上・地平線付近・空の3つの領域に分けて、明るい地平線付近のみ露出を下げるなど、それぞれの領域に最適な設定ができます。